個人も組織も、
自然界で本来目指すべき夢に
チャレンジできていないと、
苦痛にもなり衰退が始まる。
夢と手段や過程との違いを
明確にしておくことだ。
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栴檀(せんだん)の花言葉は、
「意見の相違」
鳥海昭子さんの短歌に、
「ご意見のちがいはちがいセンダンの花たかだかと梅雨空に咲く」
というものがあります。
自分以外の人が、一人でも一緒になれば、
必ず、意見の相違は出てきます。
一人ひとり価値観も、考えも違いますから、
当たり前のことですね。
家族も含め、組織にも、
本来の夢は必要不可欠なものです。
個人としても、手段や過程を、
目指すものとしてしまうことで、
必ず行き詰まってしまうように。
組織を、全体でひとつの個と考えれば、
例えば、売上を目指すものにしたり、
組織の幸せを夢にしてしまうと、
必ず、行き詰まり、衰退することになります。
組織として目指すものも、
やはり、どのように、どれほどの人に、
社会や環境、自然界に、
役立つ組織になっていくかが、
本来の目指すべき夢ですね。
周りに幸せを届けることで、
自ら、組織にも幸せが与えられます。
また、幸せを届ける日々の中に、
自らの心身の健康も含め、
幸せを感じられるものです。
辿り着きたい、本来の夢を
常々、しっかり共有しておくことで、
様々なアプローチは、出てくるでしょうが、
共通のコンセンサスは図れます。
手段や過程を目指していると、
エネルギーも分散しますし、
組織自体が迷走することになります。
本来の夢を明確にして、
今と夢を結んで、一筋の道にして、
計画を立てていくことです。
本来の夢に向けての計画には、
手段や過程で得られるものも、
明確になってきます。
もちろん、常に変化している自然界ですから、
計画通りには進まないでしょうし、
変更も余儀なくされるでしょう。
ただ、目指す本来の夢は、
洗練させたり、進化させることは必要ですが、
見失ったり、手段や過程に変化させないことです。
どうぞ、あなた個人としても、組織の一員としても、
本来の夢を常に確認して、
その一点を目指したチャレンジに勤しんでください。
本来の夢を目指すチャレンジに、
変なストレスも、苦痛もありません。
今日も最高のチャレンジを愉しめますね!
(浜本哲治)
栴檀 せんだん の花です