自然の恵みを感じながら
過ごせる環境を追求していくことは、
夢を、能力の進化を実現していくことだ。
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人間は、自ら創った環境で、
自然の環境も変えてしまって、
苦しんでいます。
寒暖差の大きな状況もそうでしょう。
季節の寒暖差を感じないようにした環境は、
体温調節機能も狂わせて、
人間自身の健康も損なっています。
また、コンクリートやガラスに密閉された空間は、
体内でビタミンDが生成される、
紫外線(UVB)に触れる機会を少なくし過ぎて、
ガンなどを誘発しているとも言われています。
自然の寒暖は、出来るだけ、そのまま感じていくことです。
夏の暑さは、木陰をつくることで、
エアコンなど必要なく、
人工的な涼しさ以上に、快適に過ごせます。
そして、表面的な快適さを求めている環境は、
人間の心にも影響を与えているでしょう。
縛られた環境では、反発もありますが、
いざ、自由を与えられると、戸惑ってしまって、
その環境を活かしきれない人も多いですね。
中庸を目指すと言えば、聞こえはいいですが、
少なくとも、能力の開発には、
心地良さや、中庸を求めていては、
進化はありません。
もとより、自然界では、
エネルギーの波の振幅の中にいますから、
進化していくためには、
その振幅を利用することです。
そうすることで、その振幅の中間点が、
進化の方向に、引き上げられていくものです。
暑さ寒さも、愉しむこと、
良いも悪いも愉しむこと。
暑さも感じない、寒さも感じないような、
環境を、不自然に追い求めていくことは、
人類の進化も遅らせることになるでしょう。
どうぞ、今の循環を断ち切って、
自然な中で、自然の恵みを感じながら、
過ごしていく、生活や能力開発を、
目指していってください。
自然の恵みを取り入れていく方法は、
いくらでもあります。
自然のリズムを掴んだ、あなたの才能も、
見事な進化を見せてくれますよ!
(浜本哲治)