遭遇する現象の原因は全て、自分の中にある。
自分を許し、良きも悪しきも
全ては今日に洗い流し、
純粋で新鮮な明日を迎えることだ。
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起こってしまったことは、
もう、どうすることも出来ません。
自分が原因であることがわかっていることは、
何とか、水に流してなかったことに、
してしまいたいと思ったりするものですね。
ただ、誰かの言動で、
自分が傷ついたと感じたことなどは、
簡単には、水に流せずに、
いつまでも、その思いを引きずってしまうものです。
しかし、自然界で起こる、
自分に向かってくるエネルギーは、
元を正せば、全て自分から放出されたものです。
それが、自分で認識できていないだけですね。
この自然の摂理を実感しておけば、
全ては、自分を許すことに繋がっていきます。
他の誰かを許すのではなく、
自分自身を許していくことですね。
雨や水に流すのは、
嫌なことばかりではいけませんね。
良くないと感じることに、
いつまでも、心を奪われているのが、
前に進めない、進化に繋がっていかないのと同様に、
上手く行ったことにも、いつまでもすがっていては、
成長、進化はありません。
人間は生きているだけで、
植物たちの命をいただいて、助けられています。
動くだけで、多くの生き物の命をいただいて迷惑をかけています。
生きることは、誰かに助けられ、迷惑をかけることです。
その恩に報いるために、誰かのために生きていくことです。
起こってしまったことは、自分を許し、
少しでも多くの愛を、愛だけを届けていくことですね。
どうぞ、梅雨の恵みの雨が、
植物たちを綺麗に洗い流すように、
あなたのわだかまりも、歓びも、
今日までのことは、雨に流して、
真っ白な心で、明日を迎えてください。
時は未来に流れ、
創れるのは未来だけですからね。
こだわりを洗い流した明日は、
また、キラキラ輝く一日になりますね!
(浜本哲治)