夢はドラマチックにイメージして、
1ミリの変化、進化を愉しむことだ。
エキサイティングな人生にしていく秘訣である。

＜927＞

バス停で差し出した傘が恋の始まり。
始まりはいつも、そんなものでしょう。

人間は、自分自身の変化は敬遠しますが、
劇的な幸運は期待する傾向にありますね。

自分自身が劇的に変化しなければ、
ドラマチックな幸運が訪れないと、
考えているのでしょうか。

大きな変化は、無理も生じますから、
長続きもしないでしょう。

時間の経過、奥行きの中で、
始点と終点だけを比較すれば、
大きな変化、進化を遂げていても、
そこに至るまでには、一進一退、
トライアンドエラーを繰り返し、
少しずつの、積み重ねになっているはずです。

本来の積み重ねを継続していくためにも、
日々の小さな変化、進化や発見こそ、
喜んでいくことですね。

ただ、イメージした以上のドラマが、
起こることは稀ですから、
イメージは、まさにドラマチックに持って、
1ミリの前進、何気ない出会いを楽しんでいくこと。

視点は目先で、イメージも現実を描いているだけで、
自分自身を大きく変化させようとして、
苦悩しているケースが多いのかもしれませんね。

どうぞ、今日も、
あなたの人生の最高のドラマをイメージして、
小さな一歩を刻めたあなたを愉しんでください。

3歩進んで、2歩下がっても、
1歩進めたあなたは進化しています。

3歩、4歩下がったとしても、
そのチャレンジが出来たあなたは進化しています。

丁寧に、僅かな進化を喜べる今日は、
ドラマチックな幸せを呼び込む人生の
呼び水になる、素敵な一日になりますね。

（浜本哲治）