自然環境、天候でさえ、
一人ひとりの心の投影である。
価値観を自然に沿わせ、
根源である自分の心を
常に見つめ、感じていくことだ。

＜938＞

雑草やその根、落葉などを、
取り除かないことは、
夏には、地表の乾燥を防ぐことにもなります。
冬には、地表の温度を下げない効果があります。

自然の循環の中に、
無駄なものはありませんが、
人間は、例えば、
土が剥き出しで、雑草ひとつ生えていない状態が、
美しいとしてしまう価値観があって、
その影響で、冬にはわざわざ土にビニールのカバーをかけて、
冬越しをさせるような、
手間を自ら増やしているようなところがあります。

小さな変化が、大きな違いを生み出す自然界は、
気候の変動なども、人間一人ひとりの価値観と、
その行動による影響は大きなものです。

雨や雪の降り方、風の強さ、気温の上昇、低下なども、
そうなる要因が必ずあります。

どこかで、自然の循環を妨げる部分があれば、
その影響が、異常な現象となって現れてきます。

ぜひ、私たちの価値観や行動と、
気象の現象も、無縁ではないことを認識してください。

これは、人間界の中でも同様ですね。

与えられた環境や、起こってしまった状況は、
突き詰めていけば、自分に起因しているものです。

そして、もしその状況や環境を、
変えたいと思ったら、
環境に手を入れたり、状況に対症療法で対処しても、
根本的に変えることにはなりません。

根源である、自分自身の中に、
その要因を見出すことですね。

そして、最も効果的な改善方法は、
根源を自然に沿わせることです。

どうぞ、今日も、
環境や状況は、起こったものは受け入れるしかありませんから、
学び、愉しみを見つけて、
したたかに、あなたの中の根源を探ってください。

気づかないこと、見えないことも多いですが、
ここを感じ取れるかどうかで、
あなたの成長、進化に大きな影響を与え、
環境や状況の、根本的な変化に繋がっていきます。

どうぞ、気づくこと、学ぶことを、
大いに愉しむ一日にしてください！

今日もいい日になりますよ！

（浜本哲治）