才能、能力は、自然界で本来目指すべき夢の方向に磨きこんでいれば、輝きを疑うことなく、一心に自然の摂理に向かって研磨していくことだ。<940>

才能、能力は、自然界で本来目指すべき
夢の方向に磨きこんでいれば、
輝きを疑うことなく。
一心に自然の摂理に向かって研磨していくことだ。

<940>


2013年に、我が家にやってきてくれた石榴(ざくろ)です。

まだまだ、幼木なので、
花を咲かせ、実を付けるまでには、
いくつもの季節を巡ることになるでしょう。

成長の早い子ではありませんが、
元気にたくさんの葉を出し、
精一杯チャレンジしています。

初夏に鮮紅色の花を咲かせるので、
中国の詩人 王安石が、
「万緑叢中紅一点」と詠んだようです。
「紅一点」は石榴の花からきているのですね。

この子の花を見られる日を、楽しみにしています。

花言葉は、
「優美」「自尊心」「円熟した優美」「子孫の守護」
(木)「互いに思う」
(花)「成熟した美しさ」
(実)「結合」

様々な神話にも登場して、
古くから、実や果皮、樹皮、花や種子が、
食用、薬用に活用されてきた石榴ですね。

日本では、石榴の実が、
銅鏡の曇りを防止するために使われていたようですが、
江戸時代の銭湯には、湯船の手前に「石榴口」という、
背の低い出入り口があって、
これは「屈み入る」と「鏡鋳る」(鏡を磨くこと)とを
掛けたものだと言われているようですね。

あなたの才能、能力は、
磨き込めば、磨き込むほどに、
どこまでも輝いていきます。

また、磨くことを止めてしまうと、
すぐに、環境の影響もあって、
曇りがついてしまうものでもありますので、
常に磨いていくことが大切です。

そして、深く研磨していくことも、
忘れてはなりませんね。

あなたの才能や、才能が生み出す届ける愛を、
一人の人を幸せに出来る方向に、
研ぎ澄ましていくことです。

研磨にも終わりはありません。
より深い幸せを届けられる方向に、
どんどん進化させることです。

自然界で本来持つべき、愛を届ける夢を持てていれば、
あなたが磨くべき才能や愛を、疑う必要はありません。

どんな分野の才能も、
深く追求していけば、自然の真理、摂理に到達するように、
今、あなたが磨きたいと感じている能力を、
どこまでも、深く研磨していくことです。

仮に、もっと磨くべき才能が他にあって、
どこかの段階で、それに気づいたとしても、
今磨いてる才能の追求の深さが、
そのまま、新たな才能に使えることになります。

どうぞ、今日も、
一心に、ひとつを深く追求していってください。

あれも、これもでは、
深く追求していくのに時間がかかってしまい、
深さに応じた、出来事や人との出会いを、
逃してしまうことになります。

ほんのわずかな深さの差で、
見える、感じる世界がガラリと変わっていくのを、
今日も楽しみに、チャレンジしてください。

(浜本哲治)

石榴(ざくろ)です。
石榴 ざくろ です