本当の忍耐力は、楽しくないことを、心底愉しめることで醸成される。真の忍耐は悲壮とは無縁である。<964>

本当の忍耐力は、楽しくないことを、
心底愉しめることで醸成される。
真の忍耐は悲壮とは無縁である。

<964>


植物たちの忍耐力には、驚くばかりです。

とても、乗り越えられそうにない状況でも、
様々なチャレンジを繰り返して、
結局、その状況を乗り越えていきます。

こんな光景は、小さな庭の中でも毎日遭遇しますが、
自分の忍耐力のなさや、柔軟性の乏しさを思い知らされ、
勇気と希望を与えてくれます。

「忍耐」と言うと、
人間には、悲壮感を漂わせるイメージがありますが。
植物たちのそれは、全く違うもので、
そこには、悲壮感も諦めも、無理も感じませんし、ありません。

そもそも、夢へのチャレンジで、
チャレンジを苦しみと感じていては、
なかなか実現は進んでいきません。

同じチャレンジでも、
自ら進んでやるのと、やらされるのとでは、
明らかに差が出てくることは、
日常の中でも、明白なことですね。

その局面に向き合う、
心のほんの僅かな違いが、
結果や起こることに大きな違いをもたらします。

感情的に楽しくないことも、
愉しめる心。

夢の実現や、忍耐力の向上には、
必要不可欠なことでしょう。

感情的にどうキャッチすることでも、
起こることは、全てあなたの進化に繋がることです。

もっと言えば、心地良い、嬉しいと感じることより、
辛い、苦しいと感じられることの中にこそ、
大きな進化、飛躍の種子がありますから、
感情をアンテナ代わりに活用して、
進化、飛躍の種子を見つけることですね。

楽しくないことを愉しめる心は、
夢から片時も目を離さないことが、
養うために必須のことですが。
日常の中で、習慣として養っておくことです。

楽しいことをやっていても、
いつの間にか、楽しめなくなっていたりすることは、
よくあることですが。
こういう場面で、楽しむことを習慣にしたり。

感情的に楽しめないことも、
愉しめる部分を探すことを、
クセづけしていくことですね。

こういう日常の中から、
いざという時の、本当の忍耐力は養われていきます。

どんなことも愉しむ心は、
本当に大切なことですから、大事に育んでください。

どうぞ、今日も、
一日の中で、どれだけ心がワクワクしているか、
感じながら過ごしてください。

心が愉しめている時間が長くなるほどに、
あなたの本当の忍耐力は高まっています。

感情に振り回されない一日が、
どれほど、素晴らしい一日になるか、
ぜひ、実感していってください。

あなたの夢の実現が、日常の小さなことの中にあることを、
感じられる、今日も素敵な一日になりますね。

どうぞ、存分にお愉しみください!

(浜本哲治)

茗荷(みょうが)の花です。
茗荷 みょうが の花です