無理ではなくチャレンジ。ギリギリではなく当たり前の領域を、常に最先端を進化させていくことで高めて、物事に対峙していくことだ。<976>

無理ではなくチャレンジ。
ギリギリではなく当たり前の領域を、
常に最先端を進化させていくことで高めて、
物事に対峙していくことだ。

<976>


植物たちの姿や、咲かせる花からは、
常に余裕と自信を感じられます。

その時々の、最先端の場所では、
精一杯のチャレンジの様子が見えるのですが、
咲かせた花や実、その立ち姿からは、
ゆとりが醸し出されてきます。

ひとつには、無理ではなく、
チャレンジを繰り返していることから、
生まれてきているものでしょう。

それから、常に成長、進化を目指してチャレンジしていくので、
ひとつの結果が、過程であり、当たり前のレベルに、
なっていることで、醸し出されているように感じられます。

植物たちにとって無理は、
致命的な後退を招くことになりますので、
決して無理はしません。

その代わりに、たゆまぬチャレンジを、
休むことなく繰り返していきます。

開花や結実に立ち止まることもなく、
常に先を目指して、チャレンジをしていきます。

これは、人間が成長、進化していくこと、
夢を実現していくことにも言えることでしょう。

無理をした開花、結実には、
どこか危うさを感じてしまいますし、
ギリギリのところに立ち止まってしまっている、
開花や結実には、余裕は感じられません。

能力の成長、進化も、
常にギリギリのところで勝負していたのでは、
実力を充分に発揮できないですし、
ストレスや疲労も、必要以上に溜め込んでしまいます。

成長、進化の最先端で対応していくのではなく、
当たり前のレベルを引き上げた地点で、
常に勝負できるようにしていくことですね。

どうぞ、どこまでも成長、進化できる、あなたの能力は、
時間や出来事に追われるのではなく、
時間や目指すものを、常に追いかけて、
止まらずに、最先端の進化にチャレンジしてください。

当たり前のレベルを再現しようとチャレンジすることは、
人間の能力の発現のメカニズムからしても、
当たり前のレベルを下げてしまうことになります。

先端を高め、引き上げていくことが、
当たり前のレベルを高める、最良の方法です。

高まった当たり前のレベル、
全ての事に当たれるようになれば、
自然に醸し出されるエネルギーにも、
余裕が出てきますね。

(浜本哲治)

ゼフィランサス・カリナタの花です。
ゼフィランサス・カリナタの花です