心身の健康、夢の実現、
成長、進化に大きな役割を果たす、
唯一コントロール可能な思考は、
ひたすら歓びの源泉に
フォーカスさせていくことだ。
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含羞草(おじぎそう)は、
「お辞儀草」とも書き「眠り草(ねむりぐさ)」の
別名のある子です。
「おじぎそう」は、葉に触れると、
数秒で葉を閉じ、葉全体が下向きに垂れ下がる様子が、
おじぎをしているように見えることからきているようです。
この動きは、葉の付け根の液圧を変化させることで、
起こっているようですね。
また、合歓の木(ねむのき)もそうですが、
夜になると葉を閉じる、就眠運動もします。
花言葉は、
「敏感」「繊細な感じ」「感じやすい心」
「デリケートな感性」「謙虚」「三枝の礼」
含羞草のあっという間に葉を閉じる様子は、
とても可愛らしくて、興味深い動きです。
針槐も夜になると葉を垂らし、
合歓の木も、葉を閉じてしまうように、
植物たちも、生きていくための、
繊細な感性や能力を持ち合わせています。
人間ももちろん、
環境に応じて、微妙なバランスを保ちながら、
生きていく活動を、毎秒、何億という信号を、
身体に行き渡らせて生を保持しています。
そして、それは思考で全てをコントロールすることは、
出来ないことですから、
目に見えない身体の活動を信じて、
任せていくしかありません。
思考や感じる心の感性には、
それぞれの重要な役目があると考えて、
身体や脳の活動を、間接的にサポートしていくことです。
とても繊細な身体の活動は、
もちろん、異常をきたすこともありますが、
その異変をキャッチする役割は、感性にあります。
デリケートな活動の異変ですから、
最初は、小さな変化として現れます。
人間の社会活動でもそうですが、
この小さな変化を、どれだけ早い段階で、
キャッチできるかで、その後の活動に、
大きな影響を与えますから、
感じる心、感性の果たす役割も大きいですね。
思考は言動の源として、
大きな役割を担っていますが、
その思考が、生み出すストレスが、
身体全体に与える影響は、最も大きなものですから、
どこにフォーカスするか、
何を目指していくのか、
思考の役割も大きいですね。
人間が健康を保ち、進化していくには、
歓びを感じることですから、
思考は、ひたすら歓びの源泉を見つけ、
フォーカスさせ、チャレンジさせていくことです。
どうぞ、繊細なあなたの身体を支えている起点でもあり、
唯一コントロールできる思考を、
身体や心、脳のためになることに使ってください。
思考に出来ることは限られていますが、
あなた自身の健康や夢の実現に、
最も大きな影響力を持っていることは間違いありません。
コントロールできるものを、
いかに上手に活用するかで、
あなた自身も、環境も見事に進化していくのを感じられる、
今日も素晴らしい一日になりますね。
どうぞ、存分に使い果たす一日をお愉しみください!
(浜本哲治)
含羞草 おじぎそう です