過去にも未来にも囚われることなく、
創りたい未来を見据えて、
しなやかな今を創造していくことだ。

＜1109＞

過去に起こったことは、
どうにもならないことですし、
素晴らしい未来を創っていけば、
どうにでも捉えられることになりますから、
囚われることは、もったいないことですね。

未来は、どうなるか誰にもわかりませんが、
あなたの未来は、思った通りになっていくだけですから、
未来を漠然と心配することも、
あまり意味のないことでしょう。

過去は未来でどうにでもなり、
未来は今の思いが創っていくわけですから、
素敵な未来を思い続ける、
今のしなやかさが、最も大切なことですね。

ところが、過去に囚われ、
未来を危惧して、今のしなやかさが失われて、
いつまでも、進化を感じられない自分に、
さらに、過去や未来に、
囚われることになってしまっている人は多いですね。

今をしなやかに生きるには、
囚われを限りなく少なくすることです。

過去の経験などで、
しなやかさを増そうとしても、
今や未来には、根本的にあまり役に立ちません。

過去にできたことで得られた自信は、
今できなかったら、脆く崩れてしまって、
即座に囚われに変わってしまいます。

日々、真っ白な状態で、
自ら、制約や限界を設けないようにして、
可能性を狭めないことです。

自らに対しても、周りに対しても、
本来、こうあるべきだ、こうするべきだ。
という囚われを手放すだけで、
瞬時に心も軽くなって、
可能性を探すことができます。

本来あなたには、強靭なしなやかさが、
備わっているものでしょう。
それが、囚われの数だけ、
弱さを感じてしまうと言ってもいいでしょう。

あなたが弱いのではありません、
強くしようとする囚われが、
強いものを弱くしているだけです。

どうぞ、瞬間、瞬間の今を、
創りたい未来を思って、大切にしてください。

その大切な今の瞬間に、
どうにでもアクションを起こせる、
縛りのないあなたでいさせてあげてください。

特に瞬時に決断を下す際の感性には、
出来るだけ多くの選択肢を与えてあげることです。

あなたは、あなたが思っている以上に、
本来はもっともっと自由なはずです。

あなた自身の思考や過去で、
それを、どうぞ狭めないでください。

あなたが囚われを手放すほどに、
あなたの感性が、素晴らしい道を掴んでくれる、
今日も素敵な一日になりますよ。

（浜本哲治）