自然界のタイムラグを理解、体得することだ。
手応えが頂点に達した、
少し先に浮上のタイミングはやってくる。
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大寒を過ぎると、寒さもいよいよ折り返しですね。
ここから自然のリズムである波状に、
三寒四温を繰り返しながら、徐々に春に向かっていくでしょう。
流れが変わる瞬間や直前を感じ取ることは、
とても大切なことですね。
冬至から、大寒まで、
明らかに日が長くなっているのは感じられます。
しかし、現象が起こるのにタイムラグのある自然界では、
日が長くなっても、寒くなる方向に進んでいきます。
そして、大寒以降は、
目に見えるより、肌で感じたり、香りを嗅ぎ取ったり、
という感じ方になるでしょう。
そして、五感以外にも、
注意深く自然を感じていると、
エネルギーの違いも感じ取れます。
この感性を研ぎ澄ましていくことは、
例えば、夢へのチャレンジ、能力開発のチャレンジで、
成果が目に見えて現れてくるのは、
飛行機が離陸する時のような曲線を描いていきますから、
浮き上がる直前や、その瞬間を感じ取ることにも繋がります。
チャレンジに手応えがあっても、
すぐには成果が見えてこないのが自然界ですね。
夢へのチャレンジや能力開発が、
上手くいかないケースは、
この冬至から大寒のタイミングに当たるところを、
超えていけない場合が大半ですね。
手応えはあるのに、状況はさらに良くない方向に進むことから、
ここで断念してしまっています。
成果を受け取る前にあきらめてしまうのは、
本当に、本当にもったいないことです。
ぜひ、自然界のメカニズム、リズムを理解、体感して、
冬至から大寒を超えて行ってください。
手応えが頂点に達した、
少し先に、浮上のタイミングはあります。
どうぞ、自然の変化を、充分に感じ取ってください。
自然の微妙な変化を感じ取ることが、
あなたの全てのチャレンジに役立ちます。
手応えの頂点から、
さらにエネルギーを注ぎ込む感覚を、
ぜひ、日常のあらゆる場面で実践してください。
冬至から大寒のタイミング心得て、
そこを突き抜ける感覚を体得したあなたには、
今日も愉しみなだけの一日になりますね!
(浜本哲治)
白と赤の芸術的な花を咲かせる椿 つばき の蕾が膨らんできています