能力の発揮に最も大切な、力を抜く感覚も、
自然の力を借りて身につけていこう。
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季節が、春本番に突入した段階では、
草花の芽吹き同様に、一気にエネルギーを放出すること、
能力を存分に発揮していくことが大切になりますが。
このエネルギー、才能の放出も、
人間はまだまだ進化の余地のある部分でしょう。
思考を使い過ぎ、力が入り過ぎ、
蓄積してきたエネルギー、能力の、
僅かな部分しか活用できていないのが現状でしょう。
チャレンジなどで差が出る場合は、
能力の差は、同じものを目指してきていれば、
それほど大きな差はないでしょうから、
蓄積してきたものを、どれだけ出せるかだけが、
差になって現れると言ってもいいでしょう。
顕在能力、潜在能力ともに、
その能力をより多く発揮し、引き出すには、
能力を使う時点で、どれだけ思考を手放せるか、
力を抜けるかで、大きく違ってきます。
これは、本当に雲泥の差が出てきます。
雪が溶けて、水になるように、
蛇口を緩めて、たくさんの水を放出するように、
大きなエネルギーを、たくさん放出するには、
溶かす、緩めることです。
その強く大きなエネルギーを、
一点に浴びせていくことで、
夢の実現、能力の進化に向けて、
様々なことが動き出します。
これを、余計な思考や力を加えて、
エネルギーが出てこな状況を作って、
その少ないエネルギーを分散させるような逆をやっては、
なかなか物事は動いていきませんね。
寒い冬に、寒さで知らず知らずのうちに、
身体に力が入っていたのが、
ポカポカと暖かくなってくると、
リラックスできて弛緩できるように、
春は能力を発揮しやすい季節でもあります。
まずは、そういう自然の環境も活用して、
力を抜く感覚を掴むことですね。
思考を手放す感覚も、
心身に力が入った状態では、
把握しづらい感覚になります。
せっかくのあなたの素晴らしい才能、能力を、
十二分に届けられないのは、もったいないですね。
その最大のポイントが力を抜くことです。
どうぞ、エネルギー、能力の蓄積も大切ですが、
それを届けて初めて、夢の実現が現実になっていきますから、
いかに、一度のチャレンジで多くを届けられるか、
強く届けられるかを、感じてください。
その時に、心身の力の入り具合と一緒に感じてみると、
力が入っていないほど、強くたくさん届くという、
面白い感覚がわかってきますよ。
力を抜くことは、決して難しいことではありません。
あれこれ試行錯誤して、抜き方のコツを掴んでいけば、
同じチャレンジで、届けられる愛やエネルギーが、
驚くほど違ってくるのを実感できますね。
この感覚を掴んでいくことは、
きっとあなたの大きな財産になりますから、
日々、充分に感じ、掴んでいってください。
この感覚を掴むチャレンジも、
それを活用するチャレンジも、
本当に楽しみなチャレンジになっていきますよ。
(浜本哲治)