夢中、熱中、集中。没頭し注ぎ込んだエネルギーの量と質が、事の成就の要諦である。<1467>

夢中、熱中、集中。
没頭し注ぎ込んだエネルギーの量と質が、
事の成就の要諦である。

<1467>


もう二度とできないとか、会えないとかになると、
無性にしたくなったり、会いたくなったりするものですが、
それだけの想いが湧き上がってくるということは、
大きなエネルギーが内在しているということですから、
そのエネルギーを未来に向けていけば、
夢の実現に重要な役割を果たすことになりますね。

人間の事の成就は、
どれだけエネルギーを注げたかで決まります。

そして、溢れるほどのエネルギーは、
誰にでもあるものでしょう。
そのエネルギーを、どこに、
どれだけ注入できるかだけです。

どんなにエネルギーに溢れていても、
例えば、不平不満の表現や、
批判や中傷などに注いでいては、
いつまでも、夢への到達には向かえません。

どうにもならないこと、どうでもいいことに、
エネルギーを注いでいる時間も、
そのエネルギー自体ももったいないですね。

無限にエネルギーはあっても、
一日に注ぎ込める時間が限られていますから、
自ずと限度があります。

生涯も同じですね。

夢の実現のために、
どれだけ大きなエネルギーを、
どれだけ長い時間注げるか。

これにひたすら専心していくことです。

時を忘れて、我を忘れて、
夢中になる、熱中する経験は、
自らの環境をそう仕向けていくしかありません。

そして、昨日までは熱中できなかったことが、
ちょっとした工夫で、今日には没頭できることになる可能性は
いくらでもあるでしょう。

才能、能力の進化は、
間違いなく、熱中、没頭した深さと長さで決まります。

潜在能力を引き出していくにも、
これは必須の要件です。

どうぞ、ひとつの夢に、夢中になって、
チャレンジしてください。

夢中、熱中することで、
知識的な、技術的なギャップは、
簡単に埋めていくことになります。

人生は没頭した人のものです。
没頭できる人生は、自分の人生になっているということでしょう。

夢中、熱中、集中の凄さを感じられる、
今日もきっと素晴らしい一日になりますね。

(浜本哲治)