自然界では、全ての人に愛が届くことはない。
その現象に心乱すことなく、
必要としてくれる存在に
最高の愛を届けていくことだ。
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自然界の法則の、
わかりやすい例として、
酢漿草(かたばみ)の受け止め方があるでしょう。
雑草として嫌われ、排除する人もいれば、
家紋にして、大切にする人もいます。
自然界での、一人ひとりの受け取られ方は、
こんな感じだと考えるといいでしょう。
全ての人に、好意を持って受け入れられることは、
まずあり得ません。
好意を持たれないどころか、
排除しようとされることも、
どんな方向に、才能、能力、自分自身を磨いても、
あるということですね。
ですから、受け入れられないだけでなく、
嫌われたとしても、全く気にすることはありません。
もちろん、自分自身が精一杯の愛を元に、
愛を届ける、磨き込むチャレンジをすることは、
何よりも大切なことですね。
これがなければ、
自分が何をしたいのかさえ、
わからなくなるかもしれませんね。
あなたの精一杯の愛は、
必ず、その愛を必要としてくれる人がいます。
必要としてくれる人に、
これまた、精一杯届けていけばいいだけですね。
届かない人、嫌われる人に、
心乱されないことです。
それが、自然界の自然な姿だと知っていれば、
気にすることも、心乱されることもありませんね。
全ての人に受け入れられる愛はありません。
全ての人に受け入れられようとした愛は、
何の特徴もなく、結局誰にも受け入れられなかったり、
その特徴のなさを嫌う人が出てくるだけです。
千差万別の反応に、右往左往して、
焦点が定まらないチャレンジ、
中途半端なチャレンジになってしまっているケース、
それで苦悩しているケースは多いです。
これでは、せっかくの素晴らしい才能がもったいないです。
宝を持ち腐れにしてはいけません。
どうぞ、あなたの愛を必要としてくれる人のために、
どんどん深い愛にすべく磨き込み、
どんどん届けてください。
そのことに専念していれば、
あなたの心が、どんどん輝いてきて、
さらに深い領域が見えてきたり、
広く届いていくチャンスを引き寄せることになりますね。
あなたにしか届けられない愛を、
あなたらしく、どこまでも追求する、
これ以上ない、素晴らしい一日を、
今日も存分にお愉しみください!
(浜本哲治)
酢漿草 かたばみ の花です