奇跡やドラマティックなことが起こるのが、
自然界の自然である。
起こらない方が不自然である。
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自然界の最大の愉しみは、
何が出てくるのかわからない、
思いもしない芽吹きと遭遇でき、
想像もしない恵みに出逢えることでしょう。
この神業のような遭遇は、
自然界の妙ですが、
それとふんだんに出会い、
最大に味わうためには、
自然のままを崩さないことです。
南瓜(かぼちゃ)のいる一帯には、
瓢箪なども芽吹いてきていますが、
昨年、一昨年蒔いた種子から、
芽吹いてきている子たちです。
人間は、安易に耕したり、整地をしようとしますが、
これでは、自然界の本来の醍醐味は半減以下になってしまいますね。
玉手箱のように、
何が出てくるかお楽しみ、
思考を超えた宝物を引き出すには、
思考の及ぶ範囲、枠にはめ込まないことです。
これは、人間界の環境でも、
自分自身の内面、才能、能力にも言えることでしょう。
仮に、日常の中で、
考えが及ぶ範囲のできごとしか起こらないとしたら、
それは、非常に不自然な状態が続いていると、
考えた方がいいかもしれませんね。
ある範囲の土地を、
自然のままに見守ってあげると、
すぐにでも、想像を超えた出来事に、
遭遇させてくれるものですから。
人間の環境、才能も、
自然のままにしておけば、
次々と奇跡は展開していくものです。
そして、土地もそのまま、自然のままの状態で循環を重ねると、
循環を重ねるほどに、奇跡のスケールも数も多くなっていきます。
これを、人間の環境、才能に当てはめて想像みてください。
ワクワクするドラマが展開していくことは、
間違いのないことでしょう。
奇跡やドラマティックなことが起こるのが、
自然界の自然です。
それが起こらない方が不自然と考えてください。
どうぞ、あなたのいる環境、あなたの内面も、
自然なままをできるだけ崩さないように、
見守ってあげてください。
自然をそのままにするには、
手を出さずに、見守ってあげることです。
しっかりと見守っていれば、
どうしても手を出す必要があることは見えてきますし、
しっかり、見て、感じているほどに、
いかに、手を出さない方が、
成長、進化が実現して、
奇跡やドラマが起こるかということも、
感じられることになるでしょう。
奇跡を起こすのは、案外簡単なことでしょう。
自然に委ねていけば、起こるということですね。
いつも安易に手を出していたことを、
じっと我慢して見守ることが、
奇跡を起こすコツです。
この簡単なコツを、実践していくと、
驚くような奇跡に、今日にも出逢えるかもしれませんね。
今日もドキドキの愉しみな一日になりそうですね。
存分にお愉しみください!
(浜本哲治)
豪快な南瓜 かぼちゃ の雄花です