どこまで自然に近づけるか。人間の永遠のテーマであり、自然界での最大の醍醐味である。<1547>

どこまで自然に近づけるか。
人間の永遠のテーマであり、
自然界での最大の醍醐味である。

<1547>


雨の音も、波の音も、
一瞬として同じ音はありません。

この変化し続ける音が、
人間の脳には、新鮮な刺激になって、
飽きさせることなく、聴いていることができます。

人間が創った人工的な自然の音などでは、
単純に同じ音を繰り返していることが多いですから、
こうはいかないですね。

目に見える、耳で聴こえる部分だけでは、
それは全てではありません。

例えば、人間に必要だと言われている栄養素が、
人間が解明できている元素記号だけが、
全てではありませんね。

人工的な栄養素では、
身体に吸収されていかないことは明らかです。

自然のそれとは大きく違うので、
異物として、排斥されるだけのものも、
多くなるのは当然のことですね。

このように、自然を追求していく先には、
目で見える範囲だけの追求では、
なかなか自然に近づいてはいけませんね。

人間が検知できていない微細なレベルまで、
いかに近づけていけるか。
この追求が、自然界での醍醐味ですし、
無限に続く道ということになるわけですね。

所詮、人間の創るものですから、
自然が創り出すものには、
遠く及ばないのは間違いのないことですが、
そこに、どこまで近づけるか。

これを、あなたの分野、才能で、
ぜひ、追求していってください。

自然は超えられなくても、
自然にどれだけ近づけるか。
これが、人間の永遠のテーマでしょう。

そこには、あらゆる可能性、
無限の奥行きがあります。

それが、あなたの中に広がっています。

どうぞ、雨の音、風の音などの自然の音、
また、自然の味や香り、肌触りなどを感じながら、
あなたの愛、才能を少しでも自然に近づけてください。

その道は無限にあります。
ぜひ、まだ人間が解明できていない、
検知できていな領域まで踏み込んで、
その可能性を探ってください。

やるべきこと、やりたいことが、
無限に溢れ出してきますよ。

目指すこと、やるべきことはシンプルです。

「自然に近づける。」

それだけです。

そのシンプルが、どこまでも深く、濃厚で、
愉しいことばかりです。

このシンプルな追求の愉しさを体感したら、
きっと病みつきになっていって、
どうでもいいこと、どうにもならないことなど、
本当にどうでもよくなりますね。

今日も、ひたすら進む道が明るく照らされ、
鼻歌でも交じりながら、素敵なチャレンジの一日になりますね。

(浜本哲治)