あらゆる実現には、自然とのエネルギーの共鳴が、何よりも大切である。<1572>

あらゆる実現には、
自然とのエネルギーの共鳴が、
何よりも大切である。

<1572>


芹(せり)の名前は、
一カ所に群生して、
まるで競り合うように育つことから、
命名されたと言われています。

植物たちは、決して競り合う感覚などないでしょうし、
その様子を見た、人間の主観ですが。

例えば、芹のように小さな花の子たちは、
同時に、たくさんの子が集まることで、
実際の数を、遥かに超えるエネルギーの放出を、
実現していると言えるでしょう。

自然界のエネルギーの共鳴、
そして、エネルギーのレバレッジの象徴と言えますね。

ほんとに、ひとつひとつは小さな花ですが、
集まった花序の存在感は大きいですね。

また、ひとつの花や、同じ子同士だけでなく、
全くの別の子たちでも、
共に手を取り合って、一人では実現が難しいことを、
一緒に実現していく姿は、たくさんあります。

このように、いずれの集合体の
エネルギーレベルの高さも、
ひとつの共通の夢、目指すものに向けての、
エネルギーの共鳴を大切にしていることによって、
実現しているものでしょう。

このことは、人間同士にも言えることですし、
人間が、自然のエネルギーと共鳴して、
事を成していく時にも、非常に大切なことになります。

人間同士のエネルギーの共鳴、
コラボレーションなども、
もちろん、お互いに思考ではなく、
感じ合ったものがなければ、
大きなエネルギーにはなっていきませんし。

そのコラボレーションを発展させていくにも、
本来、自然界で目指すべき到達点、夢を、
どこまでも追求していくことで、
コラボのレベルも高まっていくものです。

組織などでもそうなのですが、人間の場合、
どうしても、エネルギーを最大に高める、
増幅、進化し続けられる共鳴を、
なかなか維持できずに、失速してしまうケースが多いですね。

最も多いケースが、手段や結果を、
目指してしまうことですね。

人間と自然とのコラボレーションは、
あらゆる場面で働いているものですが、
目指すものが違ってくることで、
与えられる結果などが、どう変化していくかを、
感じてみると明らかになりますね。

コラボレーションをどう活かすかも、
その成就、成功の最大のポイントは、
目指すものです。

どうぞ、あなた一人であっても、
あなたの夢の実現は、自然とのコラボレーションですし、
誰かとのコラボレーションを実現するために、
また、高いレベルの共鳴に進化させ続けるためにも、
明確で揺るぎない、大志をしっかりと持ってください。

最終的には、そこに尽きます。

エネルギーの共鳴の増幅、進化は、
自分自身の進化の投影ですね。

自然との、誰かとのコラボが、
発展、進化していくことを、
あなたの変化、進化で感じられる、
今日も素晴らしい一日になりますよ。

エネルギーの共鳴を、存分にお愉しみください。

(浜本哲治)

可愛らしい、芹(せり)の花です。
可愛らしい、芹 せり の花です