全てを自然界の循環に委ねていくことが、進化の要諦である。<1595>

全てを自然界の循環に委ねていくことが、
進化の要諦である。

<1595>


自然界の水は、姿を変えて常に循環しています。

汚してしまった水も、
自然の循環の中で、清められ、
また、命の水へとなっていきます。

ここで大切なことは、自然の中で循環させることです。
その循環を滞らせないことです。

そして、大切なものほど循環させて、
大きくしたり、洗練させたりして進化に結びつけていくことですね。

どうも人間は、大切なものほど、
独り占めして、循環させないようにして、
結局自ら苦しむことになっています。

自然界の中では、人間は何も所有しているものはありません。
全ては自然に預かっているもので、
いつかは、全て自然に戻さなければなりません。

自分の身体でさえ、預かり物ですね。

期限付きで預かったものを使って、
何をするのも自由なのですが。

自然界全体を見ると、常に変化し、進化していますから、
その自然界の有り様を感じて、実践、検証してみると、
それに貢献していくことが、自然界で暮らすには、
最も愉しく、充実して過ごせる方法でしょうし。

また、個の進化が、全体の進化になっていく自然界で、
存在できる者の、役割、使命は間違いなく、そこにありますね。

人間界の苦悩は、人間界の中だけで考えようとすること、
自然は人間のためにあるというような発想から発生しています。

ここから離脱していかないと、
全てが付け刃的なことにしかならず、
本来の自然界の自然な進化には貢献できません。

何を怖れているのか、人間界は、
今までの路線を踏襲していかないと、
不幸になってしまうような、
強迫観念にも似た、発想に翻弄されています。

どんな状況になっていようとも、
自然界で生きていく、過ごしていくのに、
最も愛を受け取れる方法は、
自然界のルールに同化していくことです。

胃に穴があくような、ストレスで健康を損なうような、
日々になっているとしたら、
それは、自然の循環の中に入ることができていない証拠だと、
考えてもいいでしょう。

人間社会や環境の影響と考えてる傾向にもありますが、
社会や環境は、一人ひとりの言動の結果であり、
個の投影が全体ですから、自分自身の問題ですね。

また、人間界の大きな流れが、どんなに間違った方向に進んでいても、
個々が、その流れではなく、自然界の循環、流れに沿うことは、
簡単にいつでもできますし、それが最も充実した生き方、
快適な生活、暮らしになっていく方向になりますね。

どうぞ、何が自然界の自然の流れ、循環なのかを、
よくよく感じ取って、その方向に進むことを実践してください。

今の人間界では、自然が何か、
自然の流れ、循環が何かがわからなくなっていますから、
そこに気づくことが、まず何よりも大切です。

夢の実現、最も快適な暮らしの実現が、
簡単にできる、自然に沿うことだとわかってしまうと、
後はトントン拍子に進んでいきます。

ぜひ、いつまでも苦しむことばかりの、
人間界のローカルルールの中での、
それに縛られた生活から卒業してください。

今日にでも、大きなステップアップを予感させる、
自然への気づきが、きっとありますよ!

間違いなく明らかな進化を感じられる、
自然界の生活を手にする快感を、今日もお愉しみください。

(浜本哲治)