自身の脳の可能性を、存分に引き出せる使い方をしよう。<1607>

自身の脳の可能性を、
存分に引き出せる使い方をしよう。

<1607>


人間は、自然界のことはもちろんのことですが、
自分のことさえ、ほんのわずかしか知り得ていません。

人間が解明したことでさえ、思考領域では、
知識として全てを知っているわけではありませんから、
その思考領域の知識や情報に頼るのは、
非常に危ういことがわかります。

人間が解明できていることで、知識とできていないことでも、
まだ、人間には解明できていないことでも、
経験的に、知り得ていることもたくさんありますし、
人間の潜在領域の脳は、例えば咄嗟の時には、
思考などは遥かに超えて、状況、現象に対応していきます。

たぶん、あなたの脳、能力は、
日々、毎瞬、あなたを新たな領域にいざなってくれようとしています。

それほど、知り得ていることは少なく、
知らない、未知の領域、情報、知識ばかりがあるということです。

まあ、二度と訪れることのない時間が、
毎瞬、新たな未知との遭遇ですし、
ほんの僅かな違いで、大きな差を生み出す自然界ですから、
新たなことだらけですし、学びたいこと、
キャッチしたいことだらけが、自然界にはあります。

そして、思考では及びもつかないほどに、
大量の情報をキャッチ、処理しているのが人間の脳です。

学んだこと、見聞き体験したことは、
もちろん、生まれてから全ての情報がインプットされていますし、
見聞きしていない情報でさえ、受信器としてキャッチしています。

思考領域の記憶として、薄れてくるからと言って、
全く気にすることはありませんし、
どうにもならないこと、どうでもいいことを、
ただでさえ容量の少ない思考領域にいつまでも残して、
動きを鈍らせないことです。

この脳の使い方の違いが、
パフォーマンスにも大きな違いを生み出していますが。

私は、脳に関してのある仮説を立てているのですが、
この違いが、脳の思考領域にオーバーフローのような現象を起こして、
脳のトラブルを引き起こしている可能性もあると考えています。

これは、機会があれば、ぜひ検証していきたいと考えていることです。

あなたと、あなたの相棒の身体、脳は、
未知の大海原にいます。
知らないことだらけです。

少しばかり知ったとしても、たかが知れていますし、
知り得た小さな領域で、安住しようとしても、
常に激変している自然界では、
それは、ストレスにしかなりません。

もっともっと、知らないことを探求してください。
それこそが、人生の醍醐味になりますし、
充実した人生の真髄でしょう。

どうぞ、あなたの相棒と一緒に、まだ見ぬ世界を見つけだす旅を、
存分に愉しんでください。

日々、たくさんの未知を、あなたの脳は授けてくれていますが、
あなたがそれに気づいていないケースが多いでしょう。

人生の最大の愉しみは、知らないことを知ること、
気づくこと、感じられることです。

たくさんの未知との遭遇を愉しむ今日にしてください。

(浜本哲治)