持てる最高の能力は、出すものではなく、出るものである。
リラックスした出る状態に、心身を保つことが重要である。
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木々たちは、どんな小さな子でも、
根元に寄り添って、
一緒に空を見上げるように、
その姿を見ると、
色んなことを教えてくれます。
放出しているエネルギーを、
外から感じるのではなく、
エネルギーの球の中に入って、
そのエネルギーの一部になれる感覚を持てます。
特に、蕾がいっぱいに膨らんだ時には、
木々の懐に入るのはいいですね。
人間には、難しいことになっている、
エネルギーを漲らせながら、
心は水面のように落ち着き払っている。
自然体と言われる感覚を、
肌で感じることが出来ます。
エネルギーを漲らせようとすると、
どうしても、脳や身体に力が入ってしまいますが。
人間の意識の能力で、力を込めるのは、
限界もあり、最大の力が発揮できることはありません。
物理的な力も、才能も、
その最大の力は「出す」ものではなく、
「出る」ものです。
簡単に言えば、
通常の人間の感覚の、
「力を入れる」ことをやめれば、
最高の力が出てくる。
と言うことですね。
この感覚を覚えていくと、
人間の脳も身体も、疲労が少なくなります。
そして、同じ言動を発しても、
その力強さ、エネルギーレベルが、
全く違ってきますから。
環境や運命の動き方が違ってきます。
毎日のせっかくのチャレンジを、
同じことをやって、
効果が、何倍も違ってくれば、
夢の実現も速まってきますね。
毎瞬起こる、色んな出来事に、
知らず知らずのうちに、
脳も身体も、緊張して、力が入っています。
まずは、その都度、弛緩させることですね。
力を入れることが、力が入ることとは、
全く違うことを、どうぞ認識してください。
どうぞ、今のあなたの天賦の才、天才の、
最大のパワーを発揮して、
そのエネルギーを余すところなく、
相手や自然に伝わるように、
リラックスして、過ごしてくださいね。
この感覚を体得出来ると、
面白いように、色んなことが動き出す。
そんな素敵な現象に、
今日も出会うことになりますよ。
(浜本哲治)
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蛍火のような、蝋梅(ろうばい)の蕾たちです。
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