テーマに心だけ向けて思考を手放すこと。
思考が活発に働いている時に潜在領域と繋がる方法である。
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元日草(がんじつそう)や、朔日草(ついたちそう)
という別名で、春の訪れを告げて、
早春だけ、姿を魅せてくれる春の妖精の福寿草です。
我が家では、2カ所に毎年芽吹いてくれますが、
別の場所の子に、少し遅れて出てきました。
福寿草は、光と温度に敏感で、
昼間でも、光が遮られると、
花を閉じてしまいます、
花の開閉で、花の中の温度を、
下げないようにしているらしいですね。
人間の体温調節機能のようですね。
力強く芽吹いてくる姿は、
どの子を見ても、感動的ですね。
そこにあるものは、見えなくても、
自然のままに、任せて、信じていれば、
必ず、芽吹いてきます。
人間の感性、潜在能力もそうですね。
潜在意識の領域は、
必ず、存在しています。
そして、無意識のうちにも、
大なり小なり、その領域の恩恵を、
受けているのですが。
人間界の脳の活用、トレーニング環境が、
思考領域に偏重していますので、
充分に活用できているとは言えないでしょう。
分かりやすく言えば、
思考領域と潜在意識の領域は、
2割(実際には数パーセントと言われています)
の思考領域に、
8割の潜在意識の領域というイメージですね。
顕在化している思考領域は、氷山の一角で、
その下には、膨大な潜在意識の領域が控え、支えています。
そして、2割と8割は、
ハイブリッドになっているのですが、
多くの人は、8割の部分を使わずに、
2割の部分だけフル回転させて、
疲弊、疲労している。
というのが、人間界の実状でしょう。
簡単に言えば、
2割を使うのをやめると、
8割が動き出す仕組みになっています。
目覚めの瞬間の、
思考がまだ働いていない時の、
閃きは、今朝感じてみましたでしょうか?
私は、毎朝、このタイミングで、
感じるものを、楽しみにしています。
毎朝のように、色んなことを感じさせてくれます。
日中の、思考がフル回転している中でも、
潜在意識にアクセスしていく、
トレーニングは可能です。
行き詰まったりした時に、
心だけそのことに向けて、
考えることをやめるのもひとつの方法ですね。
また、記憶なども、
あえて、書き出したりせずに、
脳にインプットだけして、
再現されるのを待つことも、
潜在意識にアクセスしていくトレーニングになります。
思考領域で、記憶して、
呼び起こすことに慣れているので、
最初は不安になって、ストレスを感じるかもしれませんし。
大切なスケジュールなどは、
忘れてしまってはたいへんなことになりますから、
記憶媒体に残しておくことですが。
最初は、簡単な記憶しておきたいことなどを、
必要な部分だけ、インプットして、
忘れてしまうことです。
そして、必要な時に、
その記憶が蘇ることを試してみてください。
何度も繰り返しやっていると、
必要な時に、その記憶が勝手に出てくるようになります。
はじめは、目覚めの時の、
閃きなどで、トレーニングしてみるのもいいですね。
夢などを覚えていないことが多いように、
目覚めの閃きも、
思考が働き始めると、
思考で思い出そうとしても、
なかなか思い出せませんが。
ふとした時に、それが蘇ってきます。
これが、素晴らしいタイミングで、
出てくることが多いんですね。
当初は、思考が邪魔して、
上手くいかないことも多いでしょうが、
慣れてくると、その素晴らしさを感じますよ。
潜在意識の領域は、
間違いなく、あなたの中に存在します。
まずは、それを、あなた自身が信じてあげることですね。
人間同士でも、
誰かを、信じて任せてあげずに、
自分で関わってやっているうちは、
任せようとする人が、育つことはありませんね。
荒唐無稽なものを、信じるのではなく、
任せたい人を、信じるのと同じように、
そこにある潜在意識の領域を、信じてあげることです。
どうぞ、あなたの眠っている才能を信じて、
その脳の領域を、目醒めさせるトレーニングに、
チャレンジしてみてください。
きっと、あなたの脳が、
あなたの信頼に応えてくれるようになりますよ!
(浜本哲治)
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福寿草(ふくじゅそう)の芽吹きです。
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