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教育ではなく、共育である。才能は自然が育ててくれる。自らの背中で育ちの極意を気づかせてあげることだ。<553>

教育ではなく、共育である。
才能は自然が育ててくれる。
自らの背中で育ちの極意を気づかせてあげることだ。

<553>

桜や杏などは、
小さな枝一本を手折っても、
枯れてしまうことがあります。

銀杏(いちょう)や、マメ科の子たちは、
切っても切っても、元気に育ちますので、
今までは、すべての子を、
同じように剪定して枯らしていたようです。

人間と同じように、
植物たちにも、それぞれの特性がありますから、
全てを同じようにしてはいけませんね。

また、切った方がいいと言われてる子、
いくら切っても、元気な子はいますが、
木々の樹形は、やはり自然のままが、
いちばん美しいですね。

成長する過程で、
必要のなくなった枝などは、
自ら落としていきます。

人間は、自然に手を加えすぎて、
生態系なども含め、たくさんの自然や生き物を、
絶滅させてきています。

自然を人間の価値観に、
合わせようとしてきた弊害ですね。

人間同士でも、価値観の押し付け合いや、
育てるにも、個性を生かした成長を待ちきれずに、
強制、矯正してしまっているケースが
本当に多くなっていますね。

自ら、夢を持って、
やる気を削がれなければ、
その個性を活かせる才能は、
必ず芽吹いてきます。

植物たちもそうですが、
育てるという言葉は適切ではないでしょう。
植物を、人間は育てられません。

育ててくれているのは、自然であって、
人間の出来ることは、
ごく僅かなことに限られていますし。

人間が良かれと思って、手出しをしていることは、
不自然なことばかりで、
自然のままに育つことを、
阻害している方が多いですね。

人間が手を加えるほどに、
自然の恵みから遠ざかっています。

本来、育つのを見守るだけしか出来ず、
育ってくれるのを、見守れる、待てる、
心を育てられていると、言った方がいいですね。

植物が、自ら意思を持って、
育とうとしない限り、
自然に育てられることはありません。

人間にも同じことが言えるでしょうね。

子どもや他の人に対しても、
自分自身に対してもそうでしょう。

どうぞ、あなた自らが育つことで、
育ち方の極意を、気づかせてあげてください。

育てることは、やはり自分自身と向き合うことですね。

教育ではなく、共育ですね!

自らの成長、進化が、
周りや環境の成長、進化になることを感じられる、
毎日にしていってください!

(浜本哲治)

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