世界に先駆けて、人類が価値観を変更できるように
行動、実践をし続けることだ。
自然に最も負担をかけてきた
先進国と言われた国民の使命でもある。
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脚本家の倉本聰さんの、こんな言葉があります。
46億年の地球の歴史が一月元旦から始まったとして、
人類が発生したのが十二月二十三日になる。
産業革命が十二月三十一日二十三時五十九分五十九秒です。
人類の歴史の、わずか一秒の時間で、
人間は、美しい地球を、
未来の子たちに、遺せないかもしれないほど、
自然環境を破壊し続けています。
たぶん、生命体である地球は、
人間と共倒れするようなことはなく、
それ以前に、自然淘汰の動きを見せることになるでしょう。
そうなれば、恐竜などと同じように、
人類が絶滅することにもなりかねませんから、
やはり、未来の子たちに、
美しい地球を見せてあげることは出来ませんね。
人間は、幸せを求めて進歩を目指してきましたが、
今まで追い求めてきた豊かさが、
幸せに繋がるものではないことは、
そろそろ、多くの人々が気づくべきでしょう。
そして、自然をも支配できるという幻想は捨てて、
自然の中で生かされる、一員としての、
生き方を模索し、見いだしていくことですね。
人間は、それまでの価値観を、
命の危険を感じるような、出来事に遭遇しないと、
なかなか変えられないところがあります。
心身の健康にしてもそうですね。
その大半が、習慣や価値観が要因ですが。
大病をしないと、それを見直すことが、
出来ないケースが多いものですが。
自然との関係でも、
まだまだ、その状態でしょうね。
健康の問題でも、
予防医学の必要性を、
知るだけ、頭で理解するだけでは、
状況が変わることはなく、
具体的に習慣を変えていくなどの、
実践をし続けることが重要であるように。
自然との共生も、
一人ひとりが、実践に移し、
それを続けていくことです。
物を作るにも、才能を形にしたり、
その愛を届けるにも、生活の中にも、
実践を織り込んでいくことです。
社会が変わらなくても、
個人で出来ることは、いくらでもありますね。
そして、あなた一人が変わっても、
どうにもならないとは思わないことです。
一人の実践は、多くの人に影響を与えます。
その輪が広がって、限界点の二割に届けば、
社会も変わっていきます。
人類の歴史の中の一秒の中で、
特に、自然破壊が進んでいるのは、
この数十年だと言われています。
そのただ中で、先進国と言われる国で、
生活、活動してきた日本人の、
自然に与えたダメージは計り知れないものがあります。
世界や社会に先駆けて、
真っ先に、価値観を変え、
実践していかなければならないのが、
私たち日本人でしょう。
どうぞ、自然の病のために、あなたに出来ることを、
夢へのチャレンジ、才能磨きの中に、
必ず取り入れてください。
あなたの自然へのこだわりは、
自然に寄り添うことですから、
その思いは必ず実現していきます。
心底、素晴らしい世界だと、
未来の子たちにも感じてもらえる地球にしていく、
始まりが、あなたのチャレンジになっていきますね!
地球の未来とあなたの夢を、
一緒に感じられる、日々、素敵な毎日になりますね。
(浜本哲治)