心はさらけ出した方が強いし、
強くなれるものだ。
痛みは筋肉痛のような、
成長の証しと捉えることだ。

＜761＞

心は、さらけ出した方が強さを発揮できます。

守ろう、取り繕おうとし始めると、
そのことに心を奪われてしまい、
時間もエネルギーも多く使ってしまいます。

嘘をひとつついてしまうと、
そのことを覚えていなくてはならなくなり、
その嘘のために、さらに嘘を重ねなければ、
ならないようになるように。

心を取り繕うと、
同じように、どんどん取り繕わなければ、
ならないようになってしまいます。

人間界の、マッチポンプの状況も、
同じようなものですね。
自然に不自然に手を加えて、
さらに、不自然を重ねて、
どんどん、不健康な状態になっています。

素直な心、正直な心は、
そのままさらけ出すことで、
心、そのものが成長、進化していきます。

色んな刺激がありますから、
痛い思いもするでしょうが、
心のフォーカスチェンジ、
心を常に向けられるものを持つことで、
無駄なダメージを抑えることが出来て、
その痛みを、客観視することも出来ます。

本心でないものを、心に着せても、
それは、いつまでも、心自体の進化にはなっていきません。

身体の成長、進化にも、
筋肉痛などの、痛みを伴う刺激が必要なように、
心の成長、進化にも、
痛みを感じることは大切なことです。

トレーニングの筋肉痛を、
成長の証しと捉えるように、
心の痛みも、そう感じていくことです。

心に届く刺激は、あらゆる角度からやってきますので、
それを、全て防ぎ切ることなど、
とうてい出来るものではありません。

防御のいたちごっこに、
貴重な時間を費やさずに、
心を進化させることに、使いたいですね。

どうぞ、今のあなたをさらけ出して、
どんどん、痛みも感じてください。

それも、全てあなたの脳内で、
あなたの進化のために使われます。

ただ、痛みの原因などに心奪われて、
心を乱さないことも大切ですね。

今日も、心そのものがしなやかさを増していく、
素敵な一日になりますね！

（浜本哲治）