見えないものを感じる心眼を養うには、自然の僅かな変化を感じ取ることだ。達人の域に到達するための大切な根源である。<811>

見えないものを感じる心眼を養うには、
自然の僅かな変化を感じ取ることだ。
達人の域に到達するための大切な根源である。

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朝に昼に夕に、ぜひ色は感じてみてください。
自然は、一日として同じ日はなく、
感じる色や香り、透明感、重さなど、
五感で感じられるものでも、全て違います。

この自然の変化を感じ取る能力は、
人間の感性を磨いてくれます。

動物や植物たちに、人間の感覚を超える、
研ぎ澄まされた能力があるように、
人間の感覚や感性も、どこまでも研ぎ澄ましていけます。

我が家に、これまでいた犬を見ていてもわかりますが、
犬は、家人の心が家に向くことを察知します。
この感性も、犬の人間に対する愛の成せる業でしょう。

達人、匠の域に達した人の、
研ぎ澄まされた感性は、
見えないものも見える目、心眼を培っています。

このように、感性を研ぎ澄ましていくには、
一途に、愛を注いでいくのが、
最も確実に、速く磨く方法でしょう。

今朝、今夕、今、
どんな空気を感じていますか?

あなたが取り組んでいることに、
どれだけ愛を注ぎ込んでいますか?

同じようなお天気で、
昨日と違う空気、色などを、
少しでも感じられれば、
感性を磨いていることになります。

見えないものが、見えるようになり、
見え、感じたものを、
チャレンジに取り入れられるようになれば、
達人の域に、一歩近づいたことになりますね。

ある日突然の、大きな進化を感じるのが、
自然界の進化の常ですが、
その進化を生み出していくのは、
日々の小さな変化、進化を感じ取り、
アクションに活かしていくチャレンジの積み重ねです。

どうぞ、感じる心を大切にして、
その感じた心を、研ぎ澄ましていってください。

感性が磨かれるほどに、顕在能力の進化以上に、
視野や視界が拓けていくのがわかりますよ。

今日も、今までに見えなかった可能性が見えてくる、
素敵な一日に、きっとなりますね!

(浜本哲治)