自然のままに育つことの大切さを感じることだ。
植物たちを見てもわかるように、
自然界で最高を引き出すための黄金律である。
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トマトの旺盛な生育力には、
いつも驚嘆させられていますが、
気温で、結実や味にも影響があるように、
育つ環境のストレスなども影響があるようです。
また、野菜はどの子も同じですが、
自然に近い状態で育てられた子と、
肥料などを人工的に与えられた子とでは、
間違いなく味が違います。
これは、人間にも同様のことが言えます。
自然に、自分自身が育つことや、
誰かを育てることを、
自分自身の思考を超えることが起こったり、
環境の影響で、自分自身が傷つくのではないかと、
人間は怖れて、自然に育つことを抑え込みがちですが。
この怖れを乗り越えていかないと、
進化は遅々として進んでいかないでしょう。
現代の人間界は、
自然のままに育った子たちを、
いただく機会が少なくなっていますから、
自然の味もわからなくなってきていますが。
今の人間界で、提供される水から、
健康を守るために、
自ら策を講じるしかないように。
自然を知ること、感じること、
自然に育つとはどういうことかなども、
実際に日々、あえて体験していくことが、
現代社会には必要なことでしょう。
遺伝子のスイッチということが言われていますが、
心身に不必要なストレスに晒され続けると、
病気を発症してしまうことも、
いつの間にか、健康を保つためのスイッチが、
オフになってしまうと考えてもいいでしょう。
自然に触れること、実感することで、
自然界の産物である人間は、
間違いなく、自然界で生きていくために必要な、
スイッチのオン、オフができます。
これは、思考でコントロールできるものではありません。
自然に委ねるしかないことですね。
どうぞ、自然を感じる環境でなくなってるからこそ、
あえて、自然を取り入れる方策に、
思考を巡らせてください。
もし、作物たちを育てているのであれば、
ぜひ、自然に近い形で育てることに、
チャレンジしてください。
自然のままの自然を感じ、触れることは、
単に、自然の恵みをいただくことに留まりません。
あなたの才能、能力を、
飛躍させるきっかけにもなるものです。
イコール、夢の実現にも近づけることですね。
自然のままの自然に触れることの価値や意味合いは、
実際に触れ、感じてみないことにはわかりません。
自然に、オフになって眠っていた、
遺伝子のスイッチをオンにされて、
その違いを実感できるようになるための、
素敵なきっかけの一日にしてください。
(浜本哲治)
ミニトマトが色づいてきました。