脳の貴重な刺激になる変化を、思考で妨げることなく、
小さな変化を起こし続けることを習慣にすることだ。
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ランタナという花は、
鮮やかな色からパステル調の色まで、
様々な色の花を付けて、
その花の色が変化することから、
七変化の名前が付いたようです。
見るたびに色が違う花で、
とても楽しませてくれる子ですね。
小さな花をたくさん咲かせて、
ひとつの花になっています。
花の咲く時期が、紫陽花(あじさい)と重なり、
花の色も同様に変化するのですが、
全く別種のようですね。
花言葉は、
「協力」「合意」「厳格」「心変わり」「確かな計画性」
自然界は、常に変化している世界ですが、
こんな感じで、花の色の変化を見せられると、
また新鮮な感覚で、自然の神秘を体感できますね。
決して、心がないわけでも、
学習能力がないわけでもない植物たちですが、
一途に目指すものを追求していく植物たちには、囚われがなく、
自然界の変化そのままに、臨機応変に変化して、
成長、進化していきます。
行動の大半を、習慣に支配されていて、
変化にストレスも、恐怖心も感じてしまう人間ですが、
自由に動ける人間にとっては、身を守るためにも、
この感覚も大切な要因です。
ただ、与えられた思考能力で、ストレスや恐怖心を、
脳の、特に潜在領域への新鮮な刺激にしていくことで、
成長、進化に繋げていけるものですね。
例えば、毎日同じ時間に、同じような順番でやっていることを、
やる順番を少し変えるだけで、
人間の脳には、新鮮な刺激になるものです。
また、毎日同じようにやっていることでも、
なぜか、自分の中から、
変化を求めているような感覚を覚えることもありますが、
通常は、思考でその感覚を抑え込んで、
同じようにやることを優先させます。
夢へのチャレンジや能力のトレーニングの継続を、
やめてしまっては、変化のさせ過ぎで、
元も子もなくなってしまいますが。
継続の中に、変化を持たせることは、
持続力のアップにも、脳への刺激による、
効果的なレベルアップに繋がります。
心の声を感じ取り、思考で変化を加える。
変化が進化に繋がる自然界では、
人間の思考の役割は、変化を抑えようとするよりは、
変化を上手に活用することを思考させることですね。
どうぞ、定型的になった行動に、変化の刺激を与えてください。
悪習と明らかにわかっていることでなければ、
大きく変化させることはありません。
小さな変化が、大きな変化や進化をもたらす自然界です。
実際にやってみると体感できますが。
ひとつ順番を変えるだけで、
今まで見えなかったものが見えてくることもあります。
また、どんな小さな習慣でも、
全く変えようとすると大きなストレスを感じる人間ですから、
小さな変化の刺激で充分です。
脳には、常に刺激を与えてください。
素晴らしい刺激に満ちた一日を、
今日も愉しめますよ!
(浜本哲治)
七変化 しちへんげ ランタナの花です