緊張するここぞという場面ほど、思考を手放し、心身の力を抜くことだ。チャンスをものにして、ピンチを切り抜ける大切な秘訣である。<843>

緊張するここぞという場面ほど、
思考を手放し、心身の力を抜くことだ。
チャンスをものにして、ピンチを切り抜ける
大切な秘訣である。

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これで最後。
この機を逃したら、次はない。
絶好のチャンス。絶体絶命。
などの場面では、エネルギーを注ぎ込み、
集中力を高める必要がありますが。

集中力などは、高めようと思考で考えて、
高まるものではありません。

エネルギーもそうですね。
注ぎ込もうとするほどに、
空吹かし状態になっている可能性が
高いと思っていいでしょう。

一日の中でも、一週間の中でも、
ここぞという場面は、何度となく訪れますが、
そういう場面ほど、身体も心も力を抜くことです。

アスリートなどでも、
ここぞという時に、必死の形相になるようでは、
いいパフォーマンスを発揮することは出来ません。

ピンチやチャンスには、
最高のパフォーマンスや思い、エネルギーを届けることが、
最も大切なことになりますから。

そういう場面に遭遇した時ほど、
思考には、余計な力が入っていないかを、
チェックさせることですね。

どうしようと、思考をフル回転で巡らせることは、
脳、心に余計な力が入りますから、逆効果ですね。

意識を集中させようとするほどに、
知らず知らずのうちに、拳を握りしめていたり、
肩に力が入っているものです。

心と身体の緊張は、相互に関連していますので、
思考でチェックして、ひとつずつ解していくといいですね。

緊張する場面ほど、
思考を手放し、身体の力を抜くことは、
チャンスをものにして、ピンチを切り抜ける、
大切な秘訣です。

どうぞ、毎日が最後の一日です。
最高の一日にするために、リラックスしてください。

リラックスできて、持てる能力、パワーを、
十二分に発揮できてこそ、
才能の進化も加速しますし、
夢の実現が近づいてきますね。

リラックスを意識すると、
思いのエネルギーさえも、
想像以上に伝わっていくのを感じられる、
今日もいい日になりますよ。

(浜本哲治)