可能性を広げ、進化を実現してくれる壁や苦境は、
本来思わず心が微笑む出逢いである。
歓びの思考習慣へシフトしていくことだ。

＜886＞

植物たちの環境適応力は、
人間のそれを遥かに超えているでしょう。

人間は、自ら創り出したものにさえ、自ら縛りつけて、
能力を遺憾なく発揮することも、
自然界のダイナミズムを味わうことも、
適わなくしていますね。

人間も元々自然の子ですから、
様々な囚われをなくしていけば、
どんな状況にも順応できる能力は、持ち合わせています。

人間は、壁や障害物を目の当たりにすると、
誰かのせいにしたりして、しばしば立ち止まって、
文句を言いながら、誰かが取り除いてくれることを、
待っている傾向にあったり。

壁や障害物を、乗り越えたり、迂回したり、突破したり、
様々な方法があるにも関わらず、
いつも、同じ方法だけを繰り返して、
なかなか先に進めない状態に、
自ら追い込んでいる傾向にもあります。

壁や障害は、自分自身の可能性を見つけだす、
格好のタイミングです。

人間には、苦境や困難は、
悲壮感がつきもののようになっていますが、
まず、これを取り払った方がいいでしょう。

脳が最大の能力を発揮するのは、
歓びのエネルギー、刺激を感じた時です。

壁や障害物を乗り越えることは、
必ず、自分自身の成長や進化に繋がることですから、
そこに心をフォーカスさせれば、
歓びの思考習慣も身に付いていきます。

そして、こだわるのは、
実現したい夢だけで充分です。

方法には、出来るだけ囚われず、
広く可能性を探っていくことです。

どうぞ、今日も、
全ての遭遇する出来事に、
心を微笑ませてください。

それだけでも、より多くの可能性の道が見えてきます。

今日も昨日を超える進化、変身を遂げる、
素敵な一日になっていきますね！
大いに愉しんでください。

（浜本哲治）