過程や枠に囚われず、
あらゆる可能性を感じていくことだ。
無秩序の中の秩序ほど美しく、
しなやかなものはない。

＜982＞

思い思いに花を咲かせる姿、
枠に囚われない姿が、
自然の美しさでもあります。
無秩序の秩序とも言えるでしょう。

物理的には、自ずと限界はあるのですが、
ひとつの目指すものだけに焦点を合わせて、
全てが、それに向けられた美しさでしょう。

植物たちには、こうあるべきだという、
過程の限定は、見事にありません。

人間は、どちらかと言えば、
こうあるべきだ。が先に来ますね。

これでは、物理的な可能範囲でさえ、
充分に活かせないことになってしまいます。

また、これで整えられてしまうと、
先に進むほどに、可能性が狭められてしまいます。

夢を実現していく道筋は、
限定してしまわない限り、無限にあります。

才能の発露も、枠を設けなければ、
どこまでも、広がっていきます。

過程に囚われない無秩序さが、
必ず遭遇する、困難や大きな壁に対峙した時に、
柔軟性、しなやかさとして活きてきます。

どうぞ、目指す夢の一点だけと心を結んで、
過程には囚われず、チャレンジしていってください。

全ての過程を含めて、
あなたの夢の実現が、本当に美しい姿で、
仕上がっていきますよ。

少しだけ思考の枠を取り払ったり、
過程へのこだわりを手放すと、
大きく可能性も現実も変化していくことに気づくはずです。

自然の美しさから学んだチャレンジが、
あなたらしい本来の美しさと強さを引き出す、
今日も素晴らしい一日を愉しめますね。

（浜本哲治）