壁や試練は、排除しようとしないことだ。成長に応じた壁は必ず立ちはだかるもので、乗り越えようとチャレンジすることで進化が実現する。<956>

壁や試練は、排除しようとしないことだ。
成長に応じた壁は必ず立ちはだかるもので、
乗り越えようとチャレンジすることで
進化が実現する。

<956>


我が家の葡萄(ぶどう)は、2012年に小さな苗で来てくれました。
毎年元気芽吹いてくれて、ずいぶん大きくなりました。

葡萄は紀元前3000年ごろには、
原産地のコーカサス地方やカスピ海沿岸で
すでに栽培されていたようですね。

日本では、鎌倉時代初期に、
今の山梨県甲州市で栽培が始まったようです。

2014年時点では、まだ花も実も見かけませんでしたが、
これから楽しみにしています。

花言葉は、
「陶酔」「好意」「信頼」「思いやり」「親切」
「慈善」「酔いと狂気」「人間愛」「忘却」

葡萄が我が家に来て最初の時は、まだ小さな苗で、
少しばかり出した葉も、
その多くを、芋虫くんに与え、
翌年はどうなるのかと思っていましたが、
元気にすくすくと幹も太く育っています。

その年も、葉はたくさん与えていますが、
それを遥かに超えるほど繁らせていますので、
試練もステージアップしています。

今は大きな壁のように感じることも、
成長、進化とともに、
一旦乗り越えていくと、
当たり前のことになったり、
それが、多くの愛を届けることにも繋がっていくことは、
よくあることですね。

また、人間は、
植物たちを育てている場面でも、
その試練や壁を、排除しようとしがちですが、
成長、進化のためには、
これはかえって逆効果でしょう。

芋虫くんたちがいると、
それを懸命に排除しようとしますが、
それよりは、自然の循環を整えるように、
自然に近い状態の、雑草などを増やしていく方向に、
してあげることですね。

その結果、例えば、
芋虫くんたちのターゲットが増えて、
育てたい子だけが狙われることもなくなりますし、
たくさんの生き物たちが集えるようになりますから、
食物連鎖などの、自然の循環が回り出して、
人間が手を加えなくても、その場所のバランスは、
自然が勝手にとってくれるようになります。

人間の才能の成長、進化でも、
壁や試練を、乗り越えようとチャレンジすること、
乗り越えていくことにこそ、意味があって、
壁を取り除いても、必ずまた立ちはだかることになります。

取り除こうとするエネルギーや時間が、
もったいないことになってしまいますね。

そして、出来るだけ多くの可能性と、
チャンスを見出すためにも、
出来るだけ、自然のままの状態の中に、
身をおくようにすることですね。

例えば、静かな環境を創って集中力を高めようとするより、
雑踏の中でも、集中できるようにチャレンジした方が、
遥かに、本物の集中力は養えます。

どうぞ、今日も、
環境はあるがままに任せて、
その中で、したたかに夢の実現に、
あなた自身の進化に、エネルギーを集中させて、
チャレンジしていってください。

植物たちがそうであるように、
あるがままの環境自体が、
進化ととも、宝の山になっていきますよ。

今日も昨日までのあなたが、
当たり前のレベルになる進化を遂げる、
素敵な一日をお愉しみください!

(浜本哲治)

葡萄(ぶどう)です。
葡萄 ぶどう です