時間エネルギーは
夢への熱をも冷ますことを理解し、
常温沸点を保てるように、
常に新鮮な刺激を与え続けることだ。
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深々と降る雪が、積もっていく様子は、
時のエネルギーに乗せた、絶え間ない小さな思いが、
積み重ねられているようで、また素敵ですね。
時間のエネルギーは、命そのものですから、
一瞬も無駄にはしたくないですね。
そして、時の経過、流れは、
記憶が薄れていくのと同様に、
夢への想いも冷めさせていきます。
あんなに熱かった、夢への想いが、
いつの間にか平熱以下になってしまって、
夢も気づいたら、
心の箱の中に仕舞われていたりします。
熱いお湯も、時間のエネルギーで冷めてしまうように、
時間が冷ますエネルギーより、大きなエネルギーを、
常に夢や才能、能力に注ぎ続けることです。
脳、才能に注ぐ最高のエネルギーは、
進化の刺激です。
思いのエネルギーだけでは冷めてしまいます。
いかに常温で沸点を保てるように、
日々のチャレンジで進化を実現して、
火力を注いでいけるかですね。
火を付けたり、消したりしていると、
一旦冷めた水が、温まり、沸騰するには、
さらに時間やエネルギーが必要なように、
間断なく、進化へのチャレンジをしていくことは、
非常に大切なことです。
一度冷めてしまった気持ちを、
沸点に戻すことは、至難の技ですし、
どの道を進むにしても、
人生を愉しむ、極めていく深さは、
沸点の時間の長さによりますから、
例え別の道に移るとしても、
沸点から沸点に移れるように、
今の道を、どこまでも常温沸点で進んでいくことです。
もし、別の道があるとしたら、
沸点を保っている状態が、
最高の道と出会える状態でしょう。
どうぞ、時間のエネルギーは夢への熱も冷ますことを、
しっかり念頭に置いて、
夢を見失ってしまわないように、
ひたすら進化の実現に向けて、
夢にチャレンジしてください。
ハイテンションになる必要はありません。
目指すは、常温沸点です。
何があっても沸々と静かに湧き上がる、
沸騰した夢への熱い想いを滾らせる明日も、
無敵の愉しい一日になりますね。
(浜本哲治)