病は自然の深い愛情である。
闘おうとせず、自分自身と向き合って、
あらゆる面を自然に戻していくことだ。
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2月4日は世界対がんデーのようですが、
がんを始め、他の病もそうですが、
闘おうとはしないことです。
がんの因子は、全ての人の中にあります。
多くの病の要因は、生活の中にあります。
人間は、農の現場の雑草との
向き合い方を見てもわかるように、
不都合が生じると、すぐに薬などで、
叩こう、排除しようとする傾向にありますが。
雑草がどんどん耐性を高めたり、
その薬が効かない雑草が出現したりと、
これは、不毛な闘いになってしまいます。
そもそも、薬で病が治ることはありません。
痛みを抑えたり、進行を遅らせるくらいのものでしかありません。
切り取って、排除したとしても、
根本的な原因がなくならない限り、
また、同じような状況になってしまいます。
根本原因は、間違いなく生活習慣、
思考習慣の中にありますから、
病と闘うより、自分自身と向き合うことです。
向き合って、どう自然に戻していくかです。
病は、不自然を最終的に教えてくれている、
自然の深い愛情とも言えるでしょう。
自分と向き合って、
自分を変えることを諦めたら、
身を挺して、教えてくれようとしている、
愛に応えられなくなってしまいます。
日常遭遇する出来事も同様ですね。
嬉しいことは自分の力。
嫌なことは、誰かのせい。
なんてことになっていると、
悪循環に陥ってしまう可能性が高くなります。
才能、能力も、
長所短所、良いも悪いもありません。
全てでひとつです。
過去からのことも含めて全て、
受け入れ認め、許し、愛してあげて、
さあ、今から自分自身が、どう自然に戻っていくかです。
何かを排除、叩こうとしても、
それに心奪われている時間がもったいないです。
今から未来にしか、人生はありませんし、
それは、全てあなた次第です。
あなたを変えられるのは、あなたしかいません。
あなたが変われば、病も環境も変わっていきます。
あなたの夢の実現も、間違いなくあなた次第です。
あなたの中の無限の自然力、順応力を、
引き出していくだけですね。
どうぞ、あなたの中の不自然と向き合ってください。
不自然が自然に変わっていく時の快感は、
何ものにも代え難い歓びを感じられます。
何か、どこかひとつ、
不自然から自然への突破口を開ければ、
環境が大きく動き出しますよ。
病の根治も夢の実現も、自然に沿うことですね。
全ての因は我にあり。
これを体感、実践できると、
今日も大いに愉しめる一日になりますね。
どうぞ、自然への追求をお愉しみください!
(浜本哲治)
三色菫 さんしきすみれ パンジーです