何かにすがったり、依存したりすることなく、
自分の足で自立できるのが
自然界の真の醍醐味である。
緊張感と真剣さの中で能力を研ぎ澄まそう。
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自然界は本来、一人ひとりが自立して、
生きていける世界でしょう。
もちろん、共存の世界ですから、
一人では生きてはいけませんが、
仮に誰かを支えるにしても、
自分自身が自立していなければ、
危ういことになりますね。
人間界は、この部分でも、
本来の自然から離れていく方向に、
まだ、向かっているのかもしれません。
大きなもの、強いものに縋る傾向は、
時代が進むに連れて、濃くなっています。
この部分も、これから進化の余地があるでしょう。
何があっても、大地にしっかり根を張って、
一人でも雄々しく聳えている大木のように、
一人ひとりが、何かにすがることなく、
自分の足でしっかり立っていくことは、
実現していきたい境地ですね。
能力の開発、顕在能力、潜在能力問わずですが、
自立しようとするのと、
何かに寄りかかったことを前提としているのとでは、
明らかに、その進化に大きな差が出てきます。
全てを自分の責任においてやることと、
庇護の元にやるのとでは、
緊張感も、真剣度合いも違ってきますね。
この緊張感と真剣さが、
能力を研ぎ澄ましていきます。
自然界は、何が起こっても不思議ではない世界です。
どんなに大きなものでも、人間界に浸透していることでも、
明日にはどうなるかわからないのが自然界です。
ぜひ、何が起こっても、
慌てることも怯むこともなく、
しっかり自分の足で立っていられるように、
すぐにでもチェックして、チャレンジしていってください。
不測の事態に備えることよりも、
人生を謳歌していける秘訣ですね。
今の状況が、何かに寄りかかっているとすると、
一人で立つことは、非常に不安があるかもしれませんが、
それこそが、人生の本当の醍醐味です。
どうぞ、あなたの人生の夢は、
あなた一人でも成し遂げる心持ちで、
チャレンジに臨んでください。
樹々が落とす葉や実のように、
届ける愛が多くなるほどに、
あなたは自然界で支えられ、
自立して生かされることになっていきます。
自分の足で立つことの歓びを知り、
それを実践していく毎日は、
間違いなく素晴らしい日々になりますね!
(浜本哲治)