登れる木を見つけよう。木に触れること、登ることなど、自然に触れることには、脳への素晴らしい刺激がある。<1437>

登れる木を見つけよう。
木に触れること、登ることなど、
自然に触れることには、
脳への素晴らしい刺激がある。

<1437>


流れ落ちる涙を、雨に紛れさせたり、
火照った心と身体を、雨で冷やしたり、
乱れた心や身体を、自然にチューニングしてもらったり。

成長、創造するにももちろんですが、
日常生活の中の、心と身体の問題の解決方法は、
全て自然の中にありますから、
人工的などんなものを活用するよりも、
自然を活用させてもらうことがいちばんでしょう。

暑い、寒いを嫌悪、連呼して、
暑ければ、涼しくして、
寒ければ、暖かくしてということを、
人工的に短絡的にやってしまうことで、
人間の基本的な機能が低下して、
多くの病の最大の要因になっています。

そして、行き過ぎた人工化は、
気候、天候、自然環境まで変えてしまって、
雨に濡れると良くない、
太陽に当たると良くない、
などという、非常に不自然な、
そして、人間自身を苦しめる結果を導いています。

暑い夏を涼しく、寒い冬を暖かくも、
自然の力を借りれば、人工的なものより、
より快適に過ごすことができます。

雨にも濡れられない、
太陽の陽射しも浴びられない、
そういう状況は、自然に戻すことでしか、
解決していきませんね。

人間の健康も同様に、
病から回復していくには、
自然に戻すことしかありません。

あらゆる面で、自然に触れることが、
人間にとっては良いことですが、
例えば、今日常生活の中で、
木登りなどができている人が、
どのくらいいるでしょうか?

危ない、木がない。。。

たぶん、その辺りの交通量の多い道を歩いている方が、
よほど危険だと思いますが。

木に触れることだけでも、
エネルギーのチューニング、注入をしてくれますが、
少しでも高い場所に視線を置くことは、
人間の脳にとっても、素晴らしい刺激になります。

人工的なビルなどの比にならないくらい、
そこから得られるものは大きいでしょう。

生活圏に、登ることができる木がないと言うのも、
非常に寂しいことですし、不自然なことでしょう。

木が木登りができるほどに、
大きくなるには、それなりの時間がかかりますが、
生活の中に、できるだけ自然を取り入れることは、
工夫次第でいくらでもできるでしょう。

そして、一人ひとりが、
自然に触れることの素晴らしさ、凄さを体感して、
そういう生活環境を追求していけば、
やがて環境も変わっていくでしょう。

というより、自然環境は早急に自然に戻さないと、
人間の生存すら危うくなる可能性は、
今、人間界が進んでいる方向では、
限りなく高いでしょう。

どうぞ、生活に自然を取り入れること、
周りの環境を、少しでも自然に戻すことに、
チャレンジしてください。

一気には難しいでしょう。
少しずつでも、その効果は絶大です。

不自然に染まっている人間界では、
自然に戻そうとすることや、
植物たちと交流することが、
奇異な行動に映る人が多いかもしれませんが、
その行動に興味を持ってくれる人も必ずいます。

その出会いが貴重ですね。

何か行動を起こす時に、
上手くいかないこと、
誰かに何かを言われることを気にしていては、
チャレンジは進んでいきませんね。

それよりは、上手くいくこと、
共鳴してくれる人との出会いを、
気にする、楽しみにした方がいいでしょう。

どちらに心を向けるかで、
チャレンジが全く違うものになります。

今日も、自然に興味のある人、
自然に戻すことに関心を持っている人との出会いが
楽しみな一日になりそうですね。

(浜本哲治)