本来正直で誠実な自然界では、そうあることが事を成就する最短、最速の道になる。<1438>

本来正直で誠実な自然界では、
そうあることが事を成就する
最短、最速の道になる。

<1438>


自然界は、本来とても正直で誠実な世界です。
誤摩化しは効かない世界です。

放出したエネルギーは、そのまま返ってきますし、
そのエネルギーに共鳴したことだけが起こります。
これは、本当に見事ですね。

人間の不誠実さ不自然さは、
たぶん、自然を正しく知ることなく、
自然界が人間を中心に回っていると、
勘違いしているところから、根源的にはきているのでしょう。

不誠実、不正直であっても、
なんとかなるだろう、どうにかできるだろう。
という発想になっています。

そして、根本的な解決ではなく、
場当たり的に、表面的なことを誤摩化すことで、
なんとかなっていると錯覚しているところに、
助長している要因があるでしょう。

本質的なことを磨くのではなく、
例えば、心理学的な錯覚などを利用して、
伝えていこうとする傾向なども、
その顕著な例でしょう。

そういう不自然、不誠実な環境は、
もちろん一人ひとりの心の投影ですが、
その環境に乗って、拍車をかけようとしては、
どんどん、不自然な社会になってしまいますね。

本質的なこと、自然の原則を理解していけば、
錯覚などに惑わされることもありませんし、
そういう方向に、追求していくことが、
無駄なことも理解されるようになっていきます。

どんなに巧妙に誤摩化しても、
本来、誠実で正直が自然な自然界で、
不誠実で不正直の不自然が、
いつまでも続くことはあり得ません。

不自然が横行している社会では、
正直、誠実であろうとすることが、
一見、生きづらいことのように感じられることもありますが、
これも、巧妙な錯覚を活用した現象の影響と言ってもいいでしょう。


 
どうぞ、最短、最速で、
あなたの夢に到達するには、
誠実で正直であることが、
最も大切なことであることを認識してください。

それが自然界です。

どこまで、そうあり続けられるかです。

小手先のテクニックを乱用する、
人間界になってしまっていますが、
この自然界の法則も、どこまでも適用されます。

一時的に、遅れをとっているように感じても、
全く気にすることはありません。
先行したように見えた、
不誠実、不自然の背中はやがて見えてきて、
結果的にみれば、遥かに凌駕することになります。

そういう現象に幻惑されて、
中途半端にしてしまうこと、
自然、誠実を断念してしまうことが、
もっとも、遅れをとってしまうことになりますね。

無理をすることなく、
自然に沿って、誠実に精一杯のチャレンジをすること。
これに勝る、道のより遠くへの到達方法はないでしょう。

今日もあなたの心に誠実にチャレンジして、
本道をより遠くまで歩みを進めてください。

(浜本哲治)

樅(もみ)の木の花です。
もみ の木の花です